「中野区立中野東図書館 区制90周年記念事業 講演会」(10月15日)報告
『中野区立中野東図書館 区制90周年記念事業 講演会(10/15)』
【中野区ゆかりの作家 芹沢光治良】 報告
当日、30名の募集に対して28名の地元中野を中心に芹沢文学の読者が参加くださりました。
◆主催者の方から声。
“参加された方がみなさん熱心に手元資料に書き込んでいらして、その姿がとても印象的でした。 質疑応答の時間も質問された方以外の方もお話を深く頷きながら聴いていらして、熱心な方が多くいらっしゃるなと感じました。”
◆参加者の方の声より。
『勝呂様のお話は、とても分かりやすく光治良先生を良く勉強されていて、 感動しました。戴いた資料には先生にとっての大切なポイントがまとめられていて、先生を深く理解していらっしゃると感じました。』
『勝呂先生の講演会を拝聴致しました。記憶に残る講演でした。より深く 芹沢先生の作品を理解したく、財団会員に入会を希望します。』
◆私の感想(池田)
質疑応答コーナーで、“神シリーズ”に、“木との対話”や“実在しない森次郎”が登場しますが、どのように理解すればいいのでしょうか。との質問に対して、勝呂先生は、”神シリーズ”は“随筆体小説”として説明してくださり、光治良先生が、個人的な体験を小説の中に取り込んだ物語(フィクション)である。とお答えになりました。 又、“木の対話”では、誰もが、庭の花に声をかける様に本当のことだと感じている。
など、興味ある講演会でした。
(当日の勝呂先生の配布資料を添付しています)
以上